9.16国会前大弾圧をふりかえって

(画像は、辺野古キャンプ・シュワブゲート前の皆さんから、辺野古リレーの仲間におくられた「檄布」です)

さる9月16日、安保法制に反対するため国会議事堂正門前に集まった数万人の市民に対して、機動隊による危険な過剰警備が敷かれ、1日で13名の不当逮捕という大弾圧がおこなわれました。

以前にも当ブログでお知らせした通り、私たち辺野古リレーの仲間も、9月16日の国会正門前でこの許しがたい弾圧を受けました。法案採決の強行と高圧的な規制に対し、多くの市民とともに非暴力の抗議に徹する中での出来事でした。徐々に当時の状況が明らかになるに従い、いかに卑劣な手段が行使されたのかが明らかになってきています。安保法制反対の声を圧殺するような凶行には一片の正当性もなく、民主主義の根幹である集会・表現の自由や基本的人権への愚昧な挑戦に他なりません。国会前でも辺野古のゲート前でも、抗議者に対するこのような横暴が幾度も繰り返されることに、私たちは強い怒りを禁じえません。

屈強な機動隊による集団暴力、逮捕直後からの接見妨害、勾留中の度重なる差別的扱い、勾留理由開示公判における裁判官の不誠実きわまる言動など、あまりに悪質な弾圧に次々と見舞われながらも、9月25日までに不当逮捕された13名の仲間全員が釈放され私たちのもとに帰ってきました。警察により加えられた暴力で傷がいまだ癒えない仲間もいます。しかし今回の弾圧にも毅然として屈しなかった13名の仲間たちや、限られた時間のなかで救援に奔走した各救援会・弁護人の方々を称賛するとともに、抗議表明や声援・カンパなどご支援をいただいた多くの方々に深く感謝の意を表したいと思います。

特筆すべきは、勾留された仲間や支援者、救援会どうしだけでなく、国会前行動の主催団体、そして今回の不当逮捕を看過できない多くの人々も含めて、思想信条や個別の事情を越えた幅広い連帯の姿勢が実現できたということです。さまざまな葛藤や矛盾を抱えながらも、「人権侵害に対してはそれがどんな人物であっても断固反対する」という一致点を共有し、13名の不当逮捕という大弾圧への抗議姿勢を協調して貫くことができました。

無謀で卑劣な権力の横暴に対抗するために、非暴力不服従を貫くしかない私たちが持てる力とはいったい何でしょう。葛藤と模索を繰り返し、それでもあきらめず互いの手を取り合い拡げていく、連帯という名の鎖の輪。これこそが私たちが持ちうる最大の力ではないでしょうか。今回の経緯を振り返ると、図らずもそのことを強く確認できたと思えてなりません。

連帯しましょう。悪意に満ちた分断があろうとも、容易には除きがたい溝や柵があろうとも。「弾圧は抵抗を呼ぶ。抵抗は友を呼ぶ。」瀬長亀次郎氏の言葉がいかに真実であるか、私たちはまざまざと実感ぜずにいられません。いまだ名護署では、先日ゲート前で不当に拘束された2名の勾留が続けられています。この許しがたい弾圧に対しても抗議の輪を大きく拡げましょう。この先も互いに連帯し合い、戦争反対・新基地建設の阻止を訴えていきましょう。

すべての基地が撤去されるまで、私たち辺野古リレーは声をあげ続けます。

2015年10月1日
辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ

*多額の救援カンパをいただきまして、誠にありがとうございました。救援カンパの募集はすでに締め切らせていただきました。会計報告などにつきましては、また別途おしらせいたします。

*今回の弾圧と全員解放までの経緯は、辺野古リレーの仲間の一人・園良太さんのブログに詳しくまとめられていますので、こちらもどうぞご参考ください。

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