作成者別アーカイブ: henokorelay

解散のお知らせ

私たち辺野古リレーは、2019年5月5日をもちまして解散することになりました。これまでのご支援に心から感謝申し上げます。

辺野古リレーは、2014年9月から4年余り、現地辺野古への派遣と首都圏での活動(派遣報告会、街頭アピール、警察庁・国土交通省(海上保安庁)への抗議行動)に取り組んで参りましたが、派遣の停止をしたこと、更にリレーメンバーの生活環境の変化などの事情から、今後辺野古リレーとしての活動を継続していくことが困難である結論に至り、この度解散することになりました。

皆様からいただいたカンパの残金は、諸経費を精算した後、辺野古現地で新基地建設に反対し続けるヘリ基地反対協議会に送ることを考えております。後日改めて会計精算を報告いたします。何卒ご了承くださいますようお願いします。

いまだ新基地建設は止まっていませんが、今後はリレーメンバーのひとりひとりが個人の活動を通して、辺野古に基地を造らせない運動を、さらに全国の基地を拒否する姿勢で皆様とつながっていきたいと思います。

重ねまして、これまで辺野古リレーを支えてくださった皆様、ご協力いただきました関係団体の皆様に心より深く御礼申し上げます。

「勝つ方法はあきらめないこと!」私たちも声をあげ続けよう!新宿スタンディング

先月、沖縄県名護市辺野古での新基地建設強行が再開されました。命豊かな大浦湾にはさらに多数のトンブロックが投げ入けられ、新たに汚濁防止用とされる幕も張り出され始めました。
これに抗議するゲート前での座り込み行動もまた、粘り強くたたかわれ続けています。

「勝つ方法はあきらめないこと!」を合言葉に、不屈に座り込みを続ける沖縄の人々。この日3月25日には辺野古現地での大規模な県民大会が予定されています。

これ以上、沖縄の自然と人々の生活と生命、そして沖縄の人々の願いを踏みにじらないために。
私たちもこれに呼応して、倦まず弛まず「本土」でも声を挙げ続けましょう。

※思い思いのプラカードをご持参ください!

とき:2017年3月25日(土)11時~
ばしょ:新宿駅南口集合
呼びかけ:辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ

抗議声明:沖縄への新たな弾圧を許さない!不当逮捕した6名の即時解放を強く求めます

抗議声明
沖縄への新たな弾圧を許さない!
不当逮捕した6名の即時解放を強く求めます

日本政府が沖縄・高江で米軍ヘリパッドの建設工事を強行しています。また阻止行動をする人々に対し10月から11月にかけて計6名を不当に逮捕しました。

沖縄に支援者を派遣しながら東京でも抗議行動を続ける私たち「辺野古リレー」は、これまでの被逮捕者の即時解放と工事の中止、機動隊の撤退を要求する抗議声明を11月9日に出しました。

この連続的に行われている弾圧で特に注意すべきは、全員が「現行犯逮捕」ではなく、1か月以上前の不当な「罪状」で事後弾圧=令状逮捕をされたことです。私たちは警察と司法によるこの手法を強く批判しました。

ところが11月29日に、今度は辺野古の抗議行動に対し4名が事後弾圧されました(うち1名は再々逮捕)。今年1月のゲート前の阻止行動にさかのぼる「罪状」です。

前回の抗議声明の繰り返しになりますが、現在の高江や工事中断前の辺野古のように、抗議現場にたくさんの警察官がいるなかで現行犯逮捕しなかった(できなかった)ということは、「犯罪」にあたる事実がなかった、ということに他なりません。事後に逮捕できるのであれば、いくらでも「犯罪」をでっちあげることが可能となり、事後弾圧を繰り返す警察の手法自体が、批判されるべき大問題です。しかも今回は1年近く前の「罪状」であり、手法の悪質さと不法性がさらに増しています。

警察は、辺野古のゲート前テントや海上近くのテント、被逮捕者の自宅や那覇市内の事務所など複数個所を家宅捜索しました。この警察による不当な家宅捜索とそれを許可した裁判所の判断を強く批判します。そして連続的に弾圧を続け、人を入れ替わりで監獄へ放り込む手法も許されません。

今回の弾圧の直前に、政府の要求する辺野古キャンプ・シュワブの隊舎工事再開を沖縄県が受け入れました。また翁長県知事が北部訓練場の一部返還とともに高江ヘリパッド建設を「事実上容認」したとの報道もされました。しかし、翁長知事は、オスプレイが使うヘリパッドの建設は容認していないと明言しています。政府と警察は、このタイミングをはかって今回の弾圧を実行しました。その狙いは、辺野古の工事再開前にゲート前での抗議行動に圧力をかけ、県政と現場の運動を分断することにあるのは明らかです。

米軍基地建設のために、なりふり構わず事後弾圧を拡大させる異常事態を、全国で広く共有し、抗議しなければなりません。私たちがつながり声を上げ続けることで、さらなる弾圧の拡大と高江・辺野古の工事再開を止めていきましょう。

私たちはあらためて、日米両政府・防衛省・警察に対し、
 ・不当に逮捕された全員の即時解放
 ・起訴の取り下げ
 ・高江・辺野古の新基地建設工事の中止
 ・すべての機動隊の撤退

を強く要求します。

また今回も、警察発表そのままの実名報道を行った共同通信の報道に対しても強く抗議するとともに、報道機関に二度と実名報道を行わないことを求めます。

2016年12月2日
辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ

抗議声明:高江での弾圧に強く抗議します

抗議声明
高江でヘリパッド建設工事に抗議する人たちへの弾圧をやめ、
不当逮捕した5名を即時に解放するよう求めます

沖縄県東村にある、人口150人ほどの高江地区を取り囲むように、米軍北部訓練場へのヘリパッド建設が強行されています。住民の静かな生活と豊かな自然環境を破壊しながら、すでに国内にある米軍基地の約74パーセントが集中している沖縄県に、新たに米軍基地の機能強化のための施設をつくることは絶対に許せません。

しかし安倍政権は、年内にもヘリパッドを完成にこぎつけようと、ヘリパッド建設工事を急ぐ姿勢を強め、全国から数百人の機動隊を高江に送っています。このヘリパッド建設を止めようと全国・全世界から集まった人たちに対する警察の暴力は激しさを増し、機動隊員が差別的な言葉を口にして問題になりました。そして10月に3名が不当逮捕、うち1名が起訴されました。さらに11月8日にも3名が不当に逮捕され(別件で勾留中の1名の再逮捕を含む)、現在も全員が勾留されています。つまり、高江の工事阻止行動で5名が不当逮捕され、うち1名が起訴されていることになります。

今回の5名の不当逮捕がこれまでと違うのは、現行犯逮捕ではなく、「犯罪」が行われたとされる日から、1か月以上経ってから逮捕されていることです。現在の高江のように、抗議現場にたくさんの警察官がいるなかで現行犯逮捕しなかった(できなかった)ということは、「犯罪」にあたる事実がなかった、ということに他なりません。事後に逮捕できるのであれば、いくらでも「犯罪」をでっちあげることが可能となり、今回のような事後弾圧を繰り返す警察の手法自体が、批判されるべき大問題です。さらに、10月4日に弾圧された1名には、起訴段階になってから、米軍提供区域に入ったことを罪とする、いわゆる「刑事特別法」が適用されました。これは高江で不当逮捕された人に対しては初めての適用です。

事後弾圧の常態化、「刑事特別法」の適用、抗議行動をおとしめるインターネット上でのデマや罵詈雑言などが、沖縄への新基地建設を強硬に推し進めたいと考える者たちによって一斉に実行されています。このような卑劣な企てを、絶対に許すことはできません。

高江は、住民の暮らしの場であり、生きものたちの生息地でもあります。米軍のものではありません。しかし沖縄防衛局は、やんばるの森の24,000本を超える木々を違法に伐採しています。砂利の運搬方法など工事自体に数々の違法性があることを指摘され続けているにもかかわらず、警察はこれらの違法状態を放置し、まったく取り締まっていないばかりか、その無法に対して抗議の声をあげ行動する人々を不当逮捕しているのです。高江の土地から出ていくべきは米軍と沖縄防衛局であり、警察が繰り返す不当逮捕こそが重大な人権侵害として批判されなければなりません。

私たちは、不当に逮捕された5名の即時解放、1名に対する起訴の取り下げ、高江・辺野古の新基地建設工事の中止と、すべての機動隊の撤退を強く要求します。

また、産経新聞、毎日新聞、朝日新聞など一部の大手マスメディアは、不当逮捕の直後から被逮捕者の実名などを報じました。不当逮捕された当人やその関係者へのダメージが大きいばかりでなく、運動全体に対するネガティブなイメージを与えています。警察による不当な弾圧の片棒を担ぎ、個人のプライバシーを著しく侵害するマスメディアに対しても、厳重に抗議したいと思います。

個人のSNSも同様です。たとえ善意であったとしても、弾圧を受けている人の実名やプライベートな情報をインターネット上に書き込むことは、マスメディア報道と同様の被害を起こしえます。不当に逮捕された人を守り、意図せぬかたちでの情報拡散などの被害を拡大させないためにも、当事者の個人情報をインターネットやその他メディアにのせないという原則を、改めて広く呼びかけたいと思います。

2016年11月9日
辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ

辺野古リレー 報告会の報告!

10月2日の日曜日の午後、辺野古リレーとしては久々の屋内報告会を行いました。どれくらいの人が来てくれるか不安でしたが、会場いっぱいの75名(主催者込み)が駆けつけてくれました。

はじめに司会から会場に向けて、「沖縄に行ったことがない方はいますか?」と問いかけると、3分の1くらいの方が挙手してくれました。そこで報告会の前半は、「沖縄基地問題の基本」をおさらいします。

いま辺野古、高江、伊江島で起きていることは、「基地の負担軽減」ではまったくなく、むしろ沖縄北部を海兵隊の一大拠点にし、その機能を強化するものであることを、ニュース映像を交えながら説明しました(沖縄には米軍だけでなく、自衛隊の配備も進んでいます。奄美・先島諸島への配備の動きについても触れました)。

これに対して沖縄の人々は「島ぐるみ会議」を結成し「オール沖縄」で抵抗していること、国と知事が法廷闘争で争っている内容を紹介しました。

さらに国は基地建設に抵抗する人々に対し、暴力をエスカレートさせています。辺野古の海上では海上保安庁が、ゲート前では機動隊が、けが人を続出させ、不当逮捕を繰り返していることを写真で説明しました。

翁長知事が国連人種差別撤廃委員会で訴えた国による「沖縄差別」は国際的反響を呼びました。この間、国際NGOや、アメリカの退役軍人会など数々の団体や自治体が、新基地建設をやめるよう声明を出しています。

以上、駆け足で学習会をしたあと、15分間の休憩をはさみ、国が埋め立てようとしている辺野古(大浦湾)がいかに豊かな生態系を持つ海であるかを紹介しました。

続いて、7月から8月、辺野古・高江を訪問し現場のたたかいに参加した方から、「私と沖縄」というテーマでスピーチしてもらいました。

彼女は、今年初めて沖縄を訪れ、自然の圧倒的な豊かさや、戦跡めぐりをして凄惨な沖縄戦に触れた上で、7月から辺野古リレーのカンパを利用して辺野古・高江の現場へ。とりわけ7月21日から22日にかけて、高江の工事再開で、機動隊の圧倒的な暴力に直面しました。そこで自分が「知らないうちに加害者になっていた」と感じ、機動隊の背後にある国と、その国を容認している東京の自分という関係性が見えてきた、と語りました。それは沖縄に行かなければ見えてこない構造であり、だからこそ東京に住む者が現地に足を運ぶ必要があるのではないか、と問題提起しました。

彼女の話を受けつつ、ここで会場の参加者が6〜10人くらいずつ別れて、グループ・ディスカッションへ。十分な時間はとれませんでしたが、「職場で沖縄の話がなかなか通じない」「現地に行きたいけど行けない」といった率直な感想や、「まず自分の家族に沖縄の話をしよう」「首都圏の基地にも反対していこう」などのアイディアが出されました。

おわりに、辺野古リレーの東京での活動を紹介し、いくつか行動提起をさせてもらったうえで、辺野古への派遣の説明をして報告会を終えました。

参加していただいた皆様、ありがとうございました!

なお会場で集めさせていただいたカンパ額は37,063円でした。今後、辺野古現地への派遣や東京での活動に大切に使わせてもらいます。カンパをくださったご来場の皆さま、どうもありがとうございました。

※報告会当日の会場写真については、顔がわからないように画像を加工しています。理由は、警察関係者が当ブログを見て人定することを防ぐためです。なにとぞご了承ください。

お知らせ:悪質なメール送信について

最近、困ったことが起きています。

辺野古リレーのメールアドレスを悪用し、辺野古リレーが送ったかのように見せかけて悪質なメールを、行政などの質問コーナーに送りつけている人がいることがわかりました。

辺野古リレーは、行政や個人、その他団体に対して、意図のわからない内容のメールや誰かに対する悪意をもった差別的な誹謗中傷、あるいは誰かに対して危害を加えるかのようなメールを送ることは一切しておりません。辺野古リレーを騙り悪質な行為をする人に対しては、この場から厳重に抗議します。

この件に関するお問い合わせは、辺野古リレーのメールアドレスか、このブログのコメント欄にお書きください。もし、実際にそのようなメールを受けたという方がいらっしゃれば、どのようなメールが送られてきたかなどのご報告もお受けしたいと思います。なお、ブログのコメント欄は非公開になっていますので、辺野古リレーの関係者のみで閲覧し、公開する予定はありません。

お騒がせして大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

2016年10月13日
辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ

10月2日に報告会をやります!

◀︎◀︎◀︎辺野古に行こう!高江に行こう!▶︎▶︎▶︎
辺野古リレー報告会

日時 2016年10月2日(日)13:15 開場 13:30 はじまり 16:30 おわり
会場 中野区立商工会館 3階 大会議室(東京都中野区新井1-9-1)
※JR中野駅北口から徒歩7分。早稲田通り沿い、ブロードウエイ横断歩道渡ってすぐ。
入場料 無料です!
主催 辺野古リレー  辺野古のたたかいを全国へ

▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎当日のおおまかな内容◀︎◀︎◀︎◀︎◀︎

◎2014年から現在まで、沖縄の米軍基地建設を止めるたたかいをふりかえります!
●翁長県政と国の動きを解説!
●辺野古・高江・伊江島……沖縄県北部の「基地機能強化」について
●辺野古・高江での海保・警察機動隊の暴力のこと
●国際的な動き(国連人権委員会など)

◎沖縄のゆたかな自然を知ろう!
自然豊かな環境を壊して基地をつくることのおかしさがよくわかります!

◎「わたしと沖縄(仮題)」
今年初めて沖縄に行った方に、辺野古・高江の現場報告をしてもらいます。

◎辺野古リレーの紹介と、これまでの活動をちょっぴり報告

◎辺野古リレーの現地派遣について説明します

そのほか、いろいろとお話できるような時間ももうけたいと思っています。
初めて参加されるという方、大・大・大歓迎!!

どうぞお気軽にご参加ください。お待ちしております〜!!!

警視庁機動隊は沖縄・高江に行くな!緊急抗議行動 報告

警視庁機動隊は沖縄・高江に行くな!緊急抗議行動
2016年7月19日(月) 19:00~20:30 @警視庁前
当日参加者:約180人


沖縄県北部・高江地区を取り囲むようにある米軍の北部訓練場に、オスプレイや軍用ヘリの着陸帯を新たにつくろうとする工事が、参院選の翌日に、突如再開されました。さらに、全国から機動隊500人~1000人が高江に配備されると沖縄の地元紙で大きく報道されました。

これを受けて、辺野古リレーは、辺野古に続き高江への派遣を決定した警視庁に対する緊急の抗議行動を呼びかけました。
(7/19の時点で、警視庁・神奈川・千葉・大阪・福岡の警察車両が沖縄で確認され、福岡県警は高江地区へ向かう県道で、通行者に不当な検問をはじめていました)

たった3日間の呼びかけにも関わらず、約180人が警視庁前に集まりました。集まった人は皆、高江の現状に胸を痛め、気にかけ、工事強行と国による暴力に憤りを感じていました。

辺野古リレーからの抗議文を読み上げた後、現地での座り込み行動の状況を説明し、時折コールを交えつつ皆で抗議の声を上げました。

参加者からは、オスプレイ着陸帯の工事が不当なやり方で進められていること、美しい自然を壊し、住民の生活を壊しながら危険な軍事施設が作られていることの不当性が訴えられました。そして、私たちを取り囲む機動隊員一人ひとりに対し、政府が主導する暴力行為の手足にならないでほしいという切実な訴えが続きました。「この工事によって豊かな自然環境を壊すことになる」「子供たちのためにも、戦争のための基地を作らせるわけにはいかない。あなた方はそれでいいのですか?」と、機動隊員の良心に強く問いかける訴えもありました。

また、沖縄県警の機動隊員が辺野古新基地建設に反対する市民を排除する時、全ての機動隊員が喜んで命令に従っている訳ではなく、辛い思いを抱えている人もいるという現地での葛藤が伝えられました。市民に暴力を行使する「駒」として、機動隊員に無情な命令を下す者たちへの強い憤りを禁じえません。

「沖縄をバカにするな、機動隊には負けない」と、うちなーぐちで強い抗議の声を上げる方もいました。また、全国からの機動隊配備について、「攻めてくるのは中国ではない。日本だ」という声もありました。70年もの間、基地負担を押し付けられている現状に反対の声を上げている沖縄の人々の目には、何百という機動隊員が、まるで小さな集落を制圧しに来た軍隊のように映っているでしょう。

沖縄の人々と連帯して、基地建設反対をともに闘うのなら、自分たちの住む地域から、全国から、機動隊が派遣されることを許してはなりません。そして、すでに実際に機動隊が沖縄の人々に振り下ろした凄まじい暴力の責任を追及し、一日も早く派遣を中止・撤退させるため、各地から声をあげていかなければいけないのではないでしょうか。

高江だけではありません。辺野古も、いつ工事が強行されるか分かりません。辺野古の基地建設は一時中断と言われていますが、政府はキャンプ・シュワブ内の陸上部分の工事を進めようとしていることが報道されています。さらには、高江で強制排除のあった7月22日、政府は沖縄県を提訴しました。和解など念頭にないことは明らかです。

私たちは今以上に、各地で抗議の声を強めなければいけません。辺野古にも高江にも基地建設をさせない、普天間基地の即時返還と全基地撤去を強く訴えましょう。可能な限り、基地建設をさせないための行動を共有し、実行しましょう。


★★★ 辺野古リレー抗議文 ★★★

いま、高江では連日のようにオスプレイが低空飛行訓練を行い、爆音と重低音によって健康被害が起きています。住民の方から、オスプレイの着陸帯を作ることに反対する訴えが何年にもわたって続けられてきました。

政府はその状況を更にひどくさせて、住むことさえできなくなるような、子供を育てられないような環境にする工事を一気に進めようとしています。それに反対する市民による行動は、非暴力で、対話を望むものであるにもかかわらず、高江に、今月の16日以降、警視庁を始めとした関東・関西・九州から、500人とも1000人とも言われる機動隊が沖縄に配備されると報道されました。

高江に機動隊が500人も配備されるということは、機動隊が市民の動きを暴力的に抑えつけ、住民のライフラインである県道を占拠することにほかなりません。

昨年の11月4日、辺野古に警視庁から機動隊が配備されましたが、その時の機動隊による行為は許されないものでした。暴言を吐く、市民を力でねじ伏せ、引きずり倒し、不当逮捕まで繰り返していました。私たちはその事実を決して忘れてはいません。今後、警視庁機動隊が再度、暴力によって生活を破壊する行為を繰り返すものであると想像に難くありません。

警視庁は、沖縄への機動隊派遣を即刻中止しなければなりません。
警視庁が政府の主導する沖縄への暴力に加担することに、強く抗議をします。