警視庁機動隊を撤退させるぞ!キャンペーンはじめました

辺野古リレーでは、辺野古で暴力を振るい、座り込みをする人びとに対する弾圧に加わって恥じない警視庁機動隊を、東京に撤退させるためのキャンペーンをはじめました!

12月21日現在、177団体が賛同してくださいました

今回は団体の賛同のみ募集しています
団体の賛同の方法についてはこちらをご覧ください。

政府が強硬に押し進める辺野古への新基地建設を止めるためキャンプ・シュワブのゲート前に座り込む人びとに対し、警視庁、すなわち東京から派遣された機動隊が、毎日暴力的な強制排除を続けることは絶対に許されないことです。

そこで、東京を中心に、関東に住む者の多い私たち辺野古リレーとしては、なんとしても警視庁機動隊を撤退させたい、機動隊を撤退させるまであきらめずに続けていこうとアクションを開始しました。12月中には警視庁への要請行動を予定し、準備を進めています。

警視庁機動隊の即時撤退、海上保安庁による暴力行為禁止、辺野古新基地建設中止の要請」に団体からのご賛同をいただき、要請行動の際には賛同いただいた団体名とともに提出します。

ぜひ多くの団体にご賛同いただき、沖縄県外から、世界中から、政府による沖縄への米軍基地の押し付けと弾圧を許さないという声をあげ、本当の本当に、警視庁機動隊を辺野古から撤退させましょう!!

警視庁だけでなく、沖縄の民意を無視しながら辺野古への新基地建設を進める安倍首相と、海上で暴力行為を繰り返し、新基地建設に加担する海上保安庁に対しても、同要請文を提出します。

なお、警視庁への要請文提出のため、団体賛同のみとさせていただきます

要請文は以下のとおりです。
PDFファイルのダウンロードはこちら


2015年12月22日

内閣総理大臣 安倍晋三殿
警視総監 高橋清孝殿
海上保安庁長官 佐藤雄二殿

辺野古リレー  辺野古のたたかいを全国へ

警視庁機動隊の即時撤退、海上保安庁による暴力行為禁止、
辺野古新基地建設撤回の要請

【要請事項】
1.辺野古地区キャンプ・シュワブゲート前での座り込み抗議行動やカヌー等での海上抗議行動は、「非暴力」であり、「反戦・平和」、「安全な生活」を求めるという目的から見ても基本的人権の中で保障される権利です。日本政府並びに警視庁、海上保安庁はこれを侵害する一切の行為を止めるよう求めます。

2.日本政府は沖縄県の「地方自治権」を侵害しています。これまでの差別的政策や対応を改め、辺野古新基地建設を即座に撤回するよう求めます。同時に、普天間基地の返還を「移設」という手段に頼らず積極的に進めるよう求めます。

3.辺野古地区キャンプ・シュワブゲート前に配備された警視庁機動隊は警察法第一条から著しく逸脱した暴力行為を市民に対して行使しています。即刻、警視庁機動隊員を全て東京に撤退させるよう求めます。

4.大浦湾に配備されている海上保安庁の保安官が海上で抗議する市民を妨害・排除することを禁止し、本来の職務である海難救助や海の環境保全を全うするよう求めます。

【各項目の要請理由】
1.翁長知事が国連でも訴えたように、沖縄は1879年に日本から武力をもって併合されて以来、日本から自己決定権を奪われ、人権を侵害されてきました。沖縄戦では壮絶な地上戦を強いられ10万人を超える県民が犠牲となり、戦後、27年におよぶ米軍の占領を経て、本土「復帰」後も現在に至るまで米軍基地による被害は続いています。だからこそ、昨年行われた4回もの選挙で「米軍基地拒否」の明確な民意が示されたのです。このような背景からキャンプ・シュワブゲート前は、反戦・平和をともに訴える場となり、なにより沖縄の人々にとって、自身の人権回復を求める場になっているといえるのです。もし新基地が建設されてしまえば、米軍基地による被害の拡大は避けられません。昨今では、「対テロ」という名目で、世界中で軍備が増強され、世界は混乱し危機的状況にあります。過去に米国が主導した朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争のように、沖縄の基地から米兵が飛び立ち、さらなる戦争被害を生み出してしまう苦しみを、またしても沖縄の人々に背負わせてしまうことにもなるのです。現地では、どんなに声を上げても民意が聞き入れられず、不当に強行される工事を止める最後の手段として、工事車両を止めるための座り込みや、工事をさせないために海上で抗議行動が行われています。これら非暴力の抗議行動は、人々が安全で安心した暮らしを守るための重要な権利なのです。

2.沖縄を訪れると、町の至る所に有刺鉄線が張り巡らされ、米軍に守られているのではなく捕らわれているかのようだと気付かされます。長年、日本の多くの人々による無関心によって当然の姿であるかのように常態化されたのです。2013年のオスプレイ配備撤回を求める建白書提出への対応にも象徴されるように、政府は沖縄からの訴えを黙殺し、沖縄の基地負担軽減と基地撤去の責任を放棄してきました。更に昨年夏の基地建設の工事着工が本格化してからも、政府は沖縄県に対する差別的対応を露骨にしています。20ミリ機関砲を備えた巡視船を動員して威嚇する、沖縄の要請を無視して米国政府に「辺野古推進」を繰返し主張する、軍事機能を増強した新基地の建設であるのに基地負担の軽減であると詭弁を繰り返す、行政不服審査法を濫用し法的瑕疵のある埋立て承認を取り消す知事権限を奪う代執行を請求する。これに加え、新基地建設撤回の声を一層大きくする沖縄に対し、警視庁機動隊を動員して座り込む市民一人ひとりを力でねじ伏せようとしています。これは憲法21条「集会の自由・結社の自由・表現の自由、検閲の禁止、通信の秘密」や31条「人身の自由」に違反した弾圧行為です。日本政府は沖縄を未だに植民地扱いしていると言わざるを得ません。なぜ、沖縄に対しては、そのような暴力的対応を可能とするのでしょうか。沖縄の人々の正当な訴えに対する正当な回答さえしない政府の態度は断じて許されません。私たちは「本土」の立場からも即刻、沖縄への差別的政策を改め、新基地建設の撤回と普天間基地の即時返還を求めます。

3.11月4日に警視庁機動隊が配備されて以降、市民への暴力が激化しています。たとえ警察法60条に則って派遣されているとしても、その目的が政府の意向に合わせた市民排除であることは明らかです。座り込む市民を相手に訓練された機動隊員が数人がかりで屈辱的な態勢を強いて座り込み現場から排除し、仮設の「檻」に囲い込んで行動の自由を奪っています。その間にも、指や腕の関節をひねる、激しく引き倒す、殴る、蹴る、数人で羽交い締めにして気絶させるなどの暴力がふるわれ、負傷者が続出し、救急搬送者も出ています。非暴力で座り込む市民への警察の暴力的介入は、警察法の逸脱どころか犯罪行為に等しいと言えます。更に、「本土」の機動隊員が沖縄に乗り込み、沖縄県民を排除する行為は、「本土」の加害者性の無自覚、沖縄の歴史と痛みへの無理解という恥ずべき側面を公然と上塗りするものであり、米軍基地による被害にあわれた方や、新基地建設に体を張って抗議している住民の方、そして直接的には声をあげられないでいる沖縄の人々に、いわゆる「本土」への怒りと憎しみを植えつけるだけです。このような配備は不当であり許されません。

4.昨年の海上作業開始時から、カヌーに乗って作業を止める市民に暴力をふるい続ける海上保安庁の違法な介入を今すぐやめることも求めます。2004年の防衛局によるボーリング調査の時には、「流血の事態を招く恐れがある」として強制排除を拒否する判断を下したにも関わらず、なぜ今回は強制排除に乗り出したのでしょうか。海上保安庁が防衛局に全面協力をして市民を暴力排除することは決して許されません。現地や全国から多くの非難と抗議が寄せられても海上保安庁は暴力行為をやめません。そもそも、埋め立て承認には大きな瑕疵があると専門家が指摘するほどにずさんなものであり、その計画を元に定めた臨時制限区域自体が法的根拠に乏しいものです。それにもかかわらず、海上では危険が伴う事を承知で、抗議船を転覆させる、カヌーチームの人の顔を何度も海に沈めて呼吸困難に陥れる、抗議船の船長を4人がかりで羽交い締めにして気絶させたうえ、嘔吐しているのに救急搬送のために陸へ向かうことを怠るなど、生命に危険が及ぶやり方で過剰警備がなされています。取り返しのつかない事態になる前に、海上保安庁こそが守るべき海上での安全と、沖縄の人々が大切にしてきた豊かな海を自らが壊していることを自覚し、暴力行為を止めるよう強く求めます。

いま、キャンプ・シュワブ周辺での抗議行動の現場は、多くの方が怒りを持って集まっています。これ以上工事を強行することは現実的にも不可能であり、さらなる危険が市民に及ぶことが懸念されます。沖縄の人々と、沖縄の歴史、沖縄戦で亡くなった方々や、沖縄戦の体験者、米軍基地があることで被害を受けてきたすべての人々に対し敬意を払い、辺野古新基地建設の即時中止、普天間基地の即時返還を要求します。

【賛同団体】
※確定後に掲載します


!!賛同団体大募集!!

このアクションに賛同してくださる団体を大募集しています!
賛同してくださるという団体は、以下の連絡先メールアドレスまでご連絡ください。

第 1 次締め切り: 2015 年 12 月 12 日(土)
第 2 次締め切り: 2015 年 12 月 20 日(日)
連絡先: keishicho_kogi2015★yahoo.co.jp (★を@に変えてください)


すでに賛同してくださった団体(12月21日現在。一部*紹介
海上ヘリ基地建設反対・平和と名護市政民主化を求める協議会(ヘリ基地反対協)
沖縄平和運動センター
沖縄平和市民連絡会
辺野古への基地建設を許さない実行委員会
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
Stop!辺野古埋め立てキャンペーン
・パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会
スワロウカフェ@京都
・反原発ジグザグ会
・アジア共同行動日本連絡会議・首都圏
・APFS労働組合
・基地のない平和で豊かな沖縄を目指す会
・辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動
・沖縄とともに基地撤去をめざす関西連絡会
・9条改憲阻止共同行動
・ジュゴン保護キャンペーンセンター
・平和を実現するキリスト者ネット
・岩国・労働者反戦交流集会実行委員会
・キリスト教事業所連帯合同労働組合
・辺野古・高江プロジェクト
・つもろう会
・戦争に反対し、アジアの人々と共に行動する会PAL
・Stop!辺野古新基地建設!大阪アクション
・辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動
・しないさせない!戦争協力関西ネットワーク
・沖縄意見広告運動・関西事務所
・日本キリスト教団大阪教区沖縄交流・連帯委員会
・日本キリスト教団大阪教区社会委員会
・沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会
・関大校友連絡会
・釜ヶ崎日雇労働組合
・緑の大阪
・関西沖縄戦を考える会
・教育合同労働組合
・学生企画ネットワーク
・戦争法廃止!安倍たおせ!反戦実行委員会
・国会正門前平和通信
・平和をめざす日野・八王子市民のつどい
・Mamademo(ママデモ)
・公益財団法人東京YWCA
・安保関連法廃止!市民の集い
・国際環境NGO FoE Japan
・NPO法人 ラムサール・ネットワーク日本
・KOBEピースiネット
・美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会
・戦争しないさせない市民の会(旧秘密保護法を考える市民の会)
・福岡市民救援会
・死刑廃止・タンポポの会
・希望のまち東京 in 東部
・高江ヘリパッド建設反対現地行動連絡会
・全国一般労働組合全国協議会山口連帯労働組合
・憲法を活かす市民の会・やまぐち
・戦争をしない・戦争協力もしない三重ネットワーク
・8・6広島青空式典から9・6山口のヒロシマデーへ連続行動実行委員会
・被爆二世の会
・反戦老人クラブ滋賀
・国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
・袋井憲法9条の会
・リニア新幹線を考える登山者の会
・憲法の改悪に反対する元教職員ひょうごネットワーク
・故郷の土で辺野古に基地をつくらせない!香川連絡会
・所沢「平和都市宣言」実現する会
・三芳九条の会
・ポレポレ佐倉
・以友10期 沖縄平和紀行チーム
・社団法人  平和博物館県立推進委員会
・公益財団法人  名古屋YWCA
・三番瀬を守る署名ネットワーク
・信楽自然育児サークルなちゅらる・まま
・「原発」都民投票の会
・八ッ場あしたの会
・新潟県平和運動センター
・郵政産業労働者ユニオン福岡南部支部
・宝塚MABUIの会
・反戦・反天皇を闘うグループ南風
・反天皇制運動連絡会
・宮森・630を伝える会
・平和憲法・畑田ゼミ  湘南ちがさき
・朝鮮制裁やめろデモ実行委員会
・「平和への結集」をめざす市民の風
・非武装平和の島  済州島を造る人々(韓国)
・社団法人  開拓者たち(韓国)
・NOVOX Japan
・戦争協力にNO!葛飾ネットワーク
・大きなうねりを起こす会
・沖縄とむすぶ市民行動・福岡
・静岡沖縄を語る会
・一般社団法人 北海道自然保護協会
・日雇全協・山谷争議団
・差別・排外主義に反対する連絡会
・沖縄文化講座
・立川自衛隊監視テント村
・くにたち反戦ながし
・新潟キリスト者平和の会
・FYMkita9
・平和の海のための島々の連帯 韓国委員会
・安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会
・「語やびら沖縄」もあい練馬
・辺野古へカヌーを贈る会
・ゆいま~る♥とやま沖縄つなぐ会
・ 全国一般労働組合東京南部
・全関東単一労働組合
・反戦反天皇制労働者ネットワーク
・反戦反天皇制労働者ネットワーク・関東
・自由法曹団沖縄支部
・市民ネットワーク千葉県
・きさらづ市民ネットワーク
・市民ネットワーク・ふなばし
・市民ネットワーク・かしわ
・市民ネットワーク・のだ
・いちはら市民ネットワーク
・I care about you TAKAE
・Stop! 沖縄新基地建設・福岡
・ならゆんおきなわ
・ジョアン川崎
・戦時下の現在を考える講座
・「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク
・教職員なかまユ二オン
・海南島近現代史研究会
・全国一般労働組合東京南部フットワーク新宿分会
・秘密法廃止市民ネットとやま
・出版労連 三一書房労働組合
・エコアクションかながわ
・地域から平和を考える会
・基地のない平和な沖縄をめざす会
・平和と民主主義をめざす全国交歓会

他、51団体

*上記の一覧は、賛同団体として団体名を公表していいかどうかを確認できた団体から順に掲載しております。担当からメールにて順次確認作業をしておりますが、まだご連絡できていない団体も複数あります。ご迷惑・ご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。

警視庁機動隊を撤退させるぞ!キャンペーンはじめました」への1件のフィードバック

  1. 沖縄に心を寄せる人々の会

    警視庁機動隊の即時撤退、海上保安庁による暴力行為禁止、辺野古新基地建設中止を要請します。

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